ハサップあるいはハセップ、エイチエーシーシーピーなどと読みます。
Hazard(危害)
Analysis(分析)
and
Critical(重要)
Control(管理)
Point(点)
の頭文字。
つまり、危害分析に基づく重要管理点・・・これでも意味わかりませんよね。
1960年代のアポロ計画のなかで、宇宙食の安全性を確保するために研究・開発されたのが始まりです。
宇宙飛行士が、宇宙で食中毒になったら大変ですよね!
トイレが混み合う!生物的危害。
もし、異物が混入していて口の中を切ったり、歯が折れたりしたら大変ですよね!
歯医者がいない!物理的危害。
もし、間違って洗剤とか消毒液が混ざっていたら大変ですよね!
無重力で嘔吐物が宙を舞う!化学的危害。
簡単に言うと、こんな危害が潜んでいないか分析して、それに対する管理を行うのがハサップです。
それが、宇宙食だけではなく食品全般に広がっていったのです。